ETV特集 日本のトラウマ治療の第一人精神科医の白川美也子さんの回。トラウマ、PTSDを抱える患者さんへの治療のドキュメンタリー。
患者さんは幼い頃の酷い性被害や暴力などのトラウマを抱えていた。使われていた治療法に見入ってしまった。
「ボディコネクトセラピー」ツボを刺激してリラックスした状態で、棒の先端を動かして見つめさせ、脳の処理状態を高める。
「EMDR」眼球運動による脱感作と再処理法 眼球を左右に動かし脳を刺激しながら、当時の感情や感覚に迫っていく。
ちょうど瞑想と集中についての講義を受けたばかりだったので、あ、きっと、瞑想みたいに、リラックスしながら集中している状態にもっていって潜在意識を浮かび上がらせるんだ、と思った。目がポイントなのかもしれない。
トラウマ体験が今起きているかのように感じるフラッシュバック。
この治療ではトラウマを浮き上がらせていて、苦しみの根源に向き合って、今、それに嫌だという。嫌だということを言えなかった時の拒否できなかったときの、身体に刻まれた感覚に向き合う。閉じ込めた感情をだしてきて、「これはフラッシュバックだ」とか「あっちいけ!」「嫌だ!」と。腹の底から嫌だという経験をしたのだと、感情に向き合う。過去を過去とするためには、肉体が「体験」しないと実感できないのだそうだ。
身体がトラウマを覚えている。身体に刻まれたトラウマに向き合う。
身体を観察し続けるヴィパッサナー瞑想では、みんなが大なり小なりトラウマと向き合い、苦しい経験をする。泣き出してしまう人もいる。瞑想は自分でトラウマを掘り起こす作業だ。
その先生は、トラウマが過去のことであり今ではないんだ、あなたは悪くないんだという、言葉をずっとかけていた。きっと瞑想の場合はそれが哲学とか法とかなんだとろうかと思った。

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