ヨーガってなに?

ヨガはインドで生まれ長い歴史があります。もともとヨガはをコントロールするための哲学です。その技は、現代社会に生きる私たちの身体と心の健康に大いに役立ちます。ヨガ練習を習慣にすれば、穏やかで前向きな毎日を送れるようになります。

こんな時はありませんか

心が落ち着かない、イライラしている、モヤモヤしている、過去の嫌なことや辛いことを思い出す、未来が心配、やる気が出ない…それは心が動き回っている状態です。

心の動きを止めることがヨガではできます。

ヨガのポーズの意味は?

ヨガは単なるストレッチや運動に見えます。確かに筋肉がつき、内臓の調子が整い、柔軟性が高まり、緊張を落としてリラックスができます。
しかし本来の目的はそれだけでなく、瞑想するための「安定した姿勢」を保つための準備でもあるのです。

瞑想とは?

「心」と「意識」は普段一緒に動いています。
瞑想は、「心」と「意識」を分けて切り離し、心が一時的に止まり、客観的に眺めているような状態です。

牛の手綱をひくように、心をコントロール下につなぎとめるのです。
たとえ心が動き、考えや感情が湧いても、ただ気づき、ただ平静に観察している状態です。

ヨガでは、呼吸のコントロールすることで心が静かになり瞑想の準備になります。

呼吸法とは

普段は意識して呼吸をしていません。怒っているときは荒く、穏やかなときは静かなのが呼吸です。落ち着きたいときは深呼吸しますよね。呼吸と心は繋がっています

普段は意識して呼吸をしていませんが、その呼吸をコントロールすることで、心を鎮めます。
呼吸に伴い自然と心が落ち着き、瞑想の準備ができます。

ヨガのポーズをやってみよう!

両足を90度に上げるポーズ(アルダ・ハラーサナ)をします。

①マットの上に仰向けになって全身の力を抜き、ご自身の状態を観察してみましょう。

②両足を揃えて、膝を曲げず、腹筋を使い、ゆっくりと10秒ぐらいかけながら、両足を90度に上げましょう。

③ポーズを保つときは、頑張りすぎず、できる限り努力を緩めて、30秒保ちましょう。

④保っている間は、下半身の 適度な緊張や伸び、下腹が締まる感覚を感じ観察します。

④膝を伸ばしたまま、ゆっくりと時間をかけて両足をおろします。

⑤両手両足を開いて、全身のちからを抜き、終わったあとの感触を味わいましょう。
下腹や下半身から緊張が抜け、リラックスの感覚が全身に広がります。

身体は硬くても大丈夫です

身体が硬いことを心配する必要はありません。

ヨガは身体が柔らかいことを競うものでも、誰かと比べるものでもないからです。

ポーズができる、できないで評価するものでもないからです。

やってみようの気持ち

いかがでしたか?裾野学苑ヨーガクラスでは、このように様々なアーサナを組み合わせ、身体を整えます。身体が十分に整ったら、呼吸法を使って心を落ち着かせます。最後に瞑想で今に意識を向け気づき続ける練習をします。

この練習が身についたとき、習慣や行動が変化し、より良い日常良い人生へと繋がっていきます。

ヨガに必要なのは、やってみようという気持ちです。
健康でいたい、穏やかでいたい、もっと自分のことを知りたい、前向きでいたい、自分を変えたい。
そんな気持ちが少しでもあるなら、まずはやってみませんか?

自分ひとりでも家で実践できることを目標に、習得していただきたいです。

忙しいときこそヨーガを

仕事が忙しい、生活や家族のことが忙しい…忙しいとき、自分に余裕がないときにこそ、ヨーガが効いてきます。
なんとか時間を作ってヨーガをやったら、終わった後はスッキリしたり、集中力が高まったり、気持ちを切り替えたり、かえって効率がよく物事が進んだりします。慣れるまでは少し頑張って時間を設けてみましょう。

Q.ヨガをやったことがありません。初めてでもできますか?

A.ヨガの経験がなくとも、初心者の方から参加いただけます。初心者の方はかえってヨガの先入観を持たずに練習ができて良いです。個人にあった段階を踏んだレッスンをしていきますので、徐々にステップアップできます。

Q.男性ですが参加できますか?

A.はい、性別は関係なくご参加いただけます。男性も数名いらっしゃいますのでご安心ください。

Q.身体に不調や痛みがありますが参加できますか?

A.レッスンのはじめに、不調な部分・痛みのある部分を教えてください。主治医からの注意がある場合、必ず教えてください。該当するポーズはお休みいただくか、簡易的なやり方でやっていただきます。練習は無理なくできる範囲で行います。